今回は、具体的に行った勉強について書きます。
問題集による独学
何をしたら良いかわからなかったので、最初に、旺文社の、はじめてのTOEFLテスト完全対策 (TOEFL
iBT大戦略シリーズ)を買いました。内容はListening/Reading/Speaking/Writingの4つの分野の概要と対策がまとまっ
ており、演習用のCDもついています。
試験内容を概観することができるという点では良いか
とと思います。
しかし、この本は、今にして思えば、初心者向けではない気がします。対策法や解答テクニックはそれほど載っていませんし。また、これ
は私自身の弱さによるものですが、どうも自分で時間を計って問題演習をするという意欲が湧かず、また、仕事で忙しかったこともあり、結局、問題演習はしま
せんでした。 もちろん、これはあくまで私一個人の経験です。当然、活用できる方もいらっしゃると思います。
予備校に通う
問題集による独学での勉強は、モチベーションが続かないこともあり、限界を感じました。 そこで、友人が通っていたTOEFL予備校に私も通うことにしました。
TOEFL対策について都内には幾つかの予備校や塾があります。私が選んだ予備校は、先輩や友人が通っており定評があったところ。理由は、自分と同じような条件の人たち(長時間労働、学生時代英語をあまりやってない等々)が行ったところに行くのが効率的だと思ったから。そのため他の予備校については調べていません。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの分野がセットになったコースを推奨され、勧められるがままにそのままパックで申し込みました。通信では絶対に続かないという確信があったので、通学コースを選択しました。
受講したコースのうち、一番効果を感じられたのは、ライティングです。戦略的な解法を教えてもらい、後々まで役に立ちました。 予備校では予備校のオリジナルテキストの他に、ETSのOfficial Guideも使用しました。
やはり敵を知らなければ作戦の立てようもないので、公式テキストで勉強した方が良いです。また、自分一人で取り組むのもなかなか強制力がないので、予備校の講義を通じて解く機会を持つことができたのは良かったと思います。
ただ、予備校に通っていた時期は点数があまり伸びませんでした。というのも、平日は業務で疲れていますし、週末に予備校の講義を受けると、それだけでクタクタ。大体、予備校に通っているので試験を受験する回数も減ってしまいます。
単語増強+Speaking練習
予備校が終わった後、結局独学に戻ることにしました。
主にやったことは、単語の勉強。TOEFL得点アップの秘訣については、やはり、月並みですが、単語の暗記だと思います。 仕事では使われない単語のオンパレード。年をとってくると段々暗記は嫌になりますが、単語力アップしてTOEFLスコアアップなし。これも任務と割り切って遂行するしかありません。
やってよかったなぁと思うのは、オンライン学習のiKnow!です。ゲーム感覚でさくさく進められるのでとても楽しいです。TOEFL対策シリーズが掲載されていますが、私は全シリーズを解きました。おかげでかなりボキャブラリーを増やすことができました。
その他、オンライン英会話を受講することにし、講師と一緒にSpeakingの練習をしました。日本にいるだけだとなかなか英語で話す機会はないので、これは良かったと思います。